施工現場

杉並区で賃貸マンションの空き室フルリフォーム事例

RC(鉄筋コンクリート)マンションの空き室フルリフォーム 施工事例のご紹介です。

 

 

杉並区にある築35年ほど経過したRC(鉄筋コンクリート)マンションにて
空き室への全般的なフルリフォームを行うことになりました。

 

近年はリフォームやリノベーションする方も増加傾向ですが
鉄筋コンクリートマンションのリフォームは、後付けされた間仕切り壁を除く
構造躯体についてはそのまま利用することが一般的であり

また建築した年代にもよりますが、新耐震基準であれば耐震性などを含め比較的しっかりしていることもあり
フレキシブルに間取りの変更が可能な木造建築のように、構造躯体の詳細な検討をせずに
間仕切り壁の変更など安心してリフォームやリノベーションが行えることが多いようです。
※1981年(昭和56)6月1日以降において適用されている基準が「新耐震基準」と呼ばれています。

逆に注意点としては、給排水の配管設備や電気関係設備の位置を変更する場合について
構造躯体をいじらない分、下地の状況確認をしながら配管経路などが可能なのか?等を、
良く確認してから詳細に検討する必要があります。

 

今回ご紹介する杉並区の空き室リフォームは、3階建ての鉄筋コンクリートマンションの一室で
長くご入居されていたために経過年数も多く、経年劣化が多く見られたので、
キッチン・浴室・トイレなど設備取替を含めた全面的なリフォームとなりました。

 

 

床については、既存ナチュラルテイストのフローリングを一度剥がして、
モダンテイストの新しいフローリングに貼替し、
巾木などもホワイトに再塗装したので部屋の雰囲気もガラッと変わりました。

 

既存和室を洋室に変更するリフォームも多くみられますが、
今回は、あえて多用途に使える和室をそのまま残すことになり、
畳替や襖紙の貼替と共にクロスを貼り替えてリフレッシュされています。

 

間取りプランでの変更点は、今まで浴室に洗面器がついた2点式のバスルームだったので
ユニットバス内の洗面器もなくなり、洗い場も広く使い易くなりました。
使いづらい面もあり、この際、新規に洗面台を設置し使い易くなりました。

 

また、限られた玄関スペースでは、今まで付近の収納内部下段に下足収納が造作されていましたが
パーティションの役割もはたす薄型の玄関収納が新しく設置され
オシャレな雰囲気に生まれ変わりました。

 

画像で見ていただくとおり、フルリフォーム完成後の見た目は、ほぼ新築のように見違えりました。

 

今回は立地条件も良かった為か、リフォーム工事中に入居者が決まり一安心です。
このように、構造がしっかりしている建物は室内リフォームやリノベーションにより
新築時よりコストを抑えながら、新たな価値を生み、様々なニーズにもお応えしていくことが可能です。

更に、断熱リフォームや耐震リフォームなどでもっと安心して生活できる空間を実現することも可能です。
リフォーム・リノベーションをご検討されてみてはいかがでしょうか?

以下の画像は、既存状態のマンション内部画像です。

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
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