ちょっと・・ひとり言

東日本大震災から学ぶ、震災対応マニュアルについて


先日は宅地建物取引業協会の定期研修に参加してきました。

不動産業というより戸建ての注文住宅建築が本業ですが、

毎回有意義な研修が受講できるので参加しています。

今回は宮城県の協会会長より、東日本大震災の経験から

不動産業者や賃貸管理業者向けの震災対応マニュアルについてお話しがありました。

東日本大震災から学ぶ対応

ご承知のとおり未曾有の被害に見舞われ、

言葉では言い表せないほどのご苦労や悲しいご経験をされた中で、

命の次に大切な財産をお預かりする立場として、

防災・減災への取組の一助となればということで県内の業者さんが協力され、

実体験をもとに対策をマニュアル化しまとめられたとのことです。

震災時どのようなことが起こり、どんなことで困り、どうやって対応したか。

更に今後の為に可能な対策など、たいへんよくまとまった内容になっています。

残念ながら非売品で一般購入はできませんが、多くの方がこのマニュアルを目にされれば良いなと感銘いたしました。

お話しの中で特に印象的だったのは、社長さん自らが、

まずは社員さん、そして賃貸管理をされているアパートの借主さんを1件づつ安否確認に回られたお話しでした。

残念ながら部屋の中でお亡くなりになっている方も相当数おられたそうで、

思わず涙が止まらなくなるほどの悲しい現実をいくつも確認されたそうです。

改めて、住宅建築を志すものとしてその責任を痛感した次第です。

更に知っていただきたいのは、悲しい現実ではありますが、報道があまりなされていないこととして、

お店の商品略奪や女性を狙った卑劣な犯罪も多数あったようです。

電気・電話などライフラインがまったく使えない状況を利用してのもので、

まずは自己防衛しかないということを痛感させられました。

このようにまだまだ知らない現実もあり、時間経過と共に意識の薄くなっていく中、

改めて事前の備えの大切さを教えていただき、改めて取り組むきっかけとなる有意義な研修でした。

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