ちょっと・・ひとり言

無暖房住宅という考え方

長野市風景

 

先日、信州大学教授の山下恭弘先生による「長野県内で無暖房・省エネルギー住宅は達成できるのか」というご講演を拝聴してきました。

 

無暖房住宅とは、断熱・気密性能を十分に高めることで、照明や家電などから発生する内部発熱・排熱を効果的に利用し、
特別な暖房機器を使用せずに、室内の温度を安定した状態に保つことのできる住宅のことを言うそうです。

但し、快適感は人によって異なることもあるので、
最低限の冷暖房設備は必要とのことですが、
長野県の信州大学で実験棟を作って研究しているということで、
土地柄なのかもしれませんが・・・地球環境を守るという観点から考えれば省エネ住宅として今後必要な考え方であると思います。

 

厚さ400ミリ以上の断熱材に囲まれた約11㎡の実験住宅は、
冬場の信州でも寒さにはたいへん有効で、
家電などの発熱で十分安定した暖かさを実現できたとの報告でした。
又、一般的に言われている夏の焼き込みについても排熱換気を充実することにより抑えることができるそうです。

 

ただ一点だけ・・・私的に心配なのは、シックハウスのことです。
今まで高気密高断熱住宅により鮮明化したシックハウス問題が計画換気設備に頼る以外になかった部分だけは、
このままの構造ではなく新しい考え方やアイデアが必要なのではないかと思います。

 

いずれにしても、益々悪化すると思われる地球環境や、少子高齢化なども含めた社会問題なども考え、
光熱費の掛からない、ゼロエネルギーの住宅を目指すことは、
私たち住宅を造る者として今後しっかり取組んでいくべき大切なことだと改めて考えさせられる講演でした。

 

自宅工事070311

 

 

 

自宅工事のその後です。

 

 

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