自立循環型住宅について 地球環境の為エネルギー消費50%を目指す

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今、地球環境を守る為に、国も様々な取り組みを行っておりますが、そんな中で今注目されているのが、自立循環型住宅というものです。

自立循環型住宅とはエネルギー消費50%削減を目指し、ひとつひとつの手法は小さな対策ですが、数多くの住宅で講じられれば全体として削減率が着実に増えていくものとして期待されています。

快適な暮らし易い住まいを実現しつつ、省エネルギー効果のある設計手法や配慮事項が13要素技術の手法として紹介されています。

01:自然風の利用

02:昼光利用

03:太陽光発電

04:日射熱の利用

05:太陽熱給湯

06:断熱外皮計画

07:日射遮蔽手法

08:暖冷房設備計画

09:換気設備計画

10:給湯設備計画

11:照明設備計画

12:高効率家電機器の導入

13:水と生ゴミの処理と高効率利用

の以上13点です。

理解しにくいものもありますが、決して大きなコストが掛かるものばかりではありません。今後内容についてご紹介していきたいと思います。

暖かな家づくり ~蓄熱式暖房システム~

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最近注目を集めている蓄熱式暖房のシステムのお話をしましょう。

「蓄熱式」は深夜電力を利用して夜間、蓄熱材にヒーターで熱を蓄え、翌朝から徐々に熱を放出して床を暖めるタイプや
床下のコンクリートにパイプを通して、温風や温水を循環させて蓄熱するタイプがあります。

いずれも電気料金が割安な深夜電力を利用できることがメリットです。
一般的に利用している従量電灯料金を比べると、深夜電力の料金は3分の1と経済的です。
また、蓄熱式暖房の多くは輻射熱を利用しています。熱はものが離れていても伝わります。たとえば、たき火や太陽の熱。これが輻射熱です。輻射熱は人の皮膚の奥にある温点を刺激するので、温度が低くても暖かく感じます。

※熱源を深夜電力に限らず、灯油、ガスのほかに昼間の太陽熱(ダイレクトゲイン)も積極的に利用する蓄熱タイプもあります。

●蓄熱式電気暖房機
燃焼部を持たないため、空気が汚れません。
水蒸気が発生しませんので、結露の原因となる温度差が少なくダニやカビの発生
を防ぎます。また、構造上シンプルなので、故障しにくい。

●蓄熱式床暖房
蓄熱システムについては、先述で説明しましたとおり、深夜電力を利用するために経済的にもオトクです。
そして、床暖房。今、皆さんが最も興味のあります設備の一つだと思われます。
床暖房の大きな特長は、輻射熱と伝導熱によって、足元からぽかぽかの暖かさが全体に伝わり広がることです。
たとえ、室内の温度が低くても、暖かく感じることができるのです。
これなら、室内の上下の温度がほとんど生まれることなく、「頭寒足熱」で人にとって優しい環境が保てるのです。
また、暖房器具を室内に設置する必要がありませんので、部屋を広く使うことができます。
他にも利点として、
   ・ 空気の汚れる心配がない
   ・ 騒音の心配がない
   ・ 空気の乾燥し過ぎることがない
などがあげられると思います。

頭寒足熱とは:通常、暖かい空気は天井部にたまりやすく、足元には冷たい空気がたまりやすいのです。
これでは頭は暑くてボーッとしてしまい足元は冷えてしまいます。
ですから、頭が寒く足元が暖かいことが、良い環境だといえるでしょう。

 

暖かな家づくり ~暖房器具の比較~

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人は冬の寒さを和らげるために、暖房設備を住宅に取り入れました。いろりはもっとも初期の暖房設備です。いろりを囲んで家族が集い、暖をとり、食事を楽しむなど、いろりのある部屋は家の中心の重要な場所を占めていました。
つまり、火のあるところに人は集います。いろりが人と人を結びつける役割も果たしていたものです。

いろりから始まって、現代の暖房設備はどういったものがあるのでしょうか。長所・短所を比較することにしましょう。
一言で暖房といっても、エアコン・灯油ストーブ・電気ストーブなど、その種類もいろいろです。最近では、その機能や特徴も個性的ですが、十分に生かされていないこと
もあるようです。家族の健康のためにも、そして経済的にも、賢い暖房機器の選び方をするため、簡単に比較してみましょう。

●灯油ストーブ反射式ストーブ
利点:遠赤外線による輻射式なので部屋全体を暖めることが出来ます。
火をつければ、比較的短時間で部屋を暖めることが可能です。
灯油が安価なため、ランニングコスト維持費が経済的です。
欠点:灯油を燃焼するので、空気を汚します。そのため、1時間ごとの換気が必要となります。
火を使うためにヤケド・火災などの心配が全くないとはいえません。

●石油ファンヒーター
利点:利用場所に応じて手軽に設置できます。また、室内全体を暖める強力な暖房能を待っています。
欠点:こちらも、灯油を燃焼しますので、空気を汚します。1時間に1回も換気が必要となります。火を使うためにヤケド・火災などの心配が全くないとはいえません。強制排気方式を利用すると二酸化炭素の心配がありません。

●電気ストーブ
利点:手軽に持ち運びができるので、台所や脱衣室といったスポット暖房として効果的。また遠赤外線ヒーターにより、体の芯から暖めます。
欠点:小型なタイプが多いため、部屋全体を暖めるのは不向きです。物が落ちてこげたりすることがあります。
本体自身がコンパクトなので、つい気が緩んでヤケドや物を焦がすこともあるようです。

●エアコン
利点:燃焼系の暖房器具ではないので、空気が汚れず、結露がしにくい。
欠点:空気が乾燥しやすいため、喉などの呼吸器官を痛めやすい。また、静電気が起こりやすくなります。
今では、各種高性能な製品が開発され、マイナスイオンを発生させるものもあります。

●オイルヒーター
利点:温風が出ないので、空気を汚すことなく、ホコリやチリなどもまき散らさない。音が静か。
欠点:電気代が少々かかる。器具が比較的大きいため、移動が大変である。大きいので置き場所を取る。
簡単に比較してみましたが、どれも欠点が少なからずあるようです。では、暖房機器を選ぶポイントを上げてみましょう。

暖房機器を選ぶ5つのポイント
   1.快適さ
   2.取り扱いやすさ
   3.清潔性
   4.安全性
   5.経済性

これらを踏まえて、住宅内の各場所において適切な暖房機器を設備する事が好ましく、すべて同じ器具を設置するのではなく、用途に合わせて利用する事で、より快適で経済的な生活が可能です。